センター長より

 所長の瀬川照幸です。広島障害者雇用支援センター(以下センター)は、就労移行支援事業と就労定着支援事業に加え、令和7年度から就労継続支援A型事業を行うことになりました。就労移行支援事業と就労定着支援事業では従来通り、職業生活での自立を図るために継続的な支援を必要とする障害者に対して、職業準備訓練、職場見学・実習、定着支援などを実施し、就職から定着に至るまでの相談・支援等の職業リハビリテーションを一貫して行い、雇用の促進に努めます。

センターを利用できる人は、18歳以上で「療育手帳」「精神保健福祉手帳」「身体障害者手帳」を持っている方です。センターでの訓練期間は、最長で2年間です。就職が決まれば訓練は終了です。そのため、一人一人訓練の期間は異なります。今年度から定員を従来の20名から15名にしました。

就労移行支援事業では、1年間に定員の半数の一般企業就職者を出すことを数値目標として取り組みます。2024年度は、10名(内1名は就労継続B型)の方が修了し、スーパー1名、物流3名、食品・農業1名、清掃2名、製造2名と幅広い職種に就職しました。

就労定着支援事業では、利用者の安定した継続雇用に努めます。そのために、訓練期間の最終ステージを担当した職員が、定着支援員として就職後も続けて関わることができるような人員配置にしています。その甲斐あってか2023年度の就職者の雇用継続率は100%で、2024年度の就職者の雇用継続率は90%です。高い雇用継続率を可能にしているのは、丁寧な定着支援を実施しているからです。

今年度も就労移行支援事業と就労定着支援事業の「切れ目ない支援の継続」を実践し、利用者一人一人が自立した職業生活を送ることができるように支援をしていきます。

今年度から始める就労継続支援A型事業は次の5か所です。いずれも清掃業務で、以下の人数で行っています。

○比治山公園・・・指導員1名、清掃員(午前5名、午後4名)

○平和大通り及び高天原墓園・・・指導員1名、清掃員(午前7名、午後4名)

○広島市心身障害者福祉センター・・・指導員1名、清掃員(午前5名、午後2名)

○北部こども療育センター及び広島市北部障害者デイサービスセンター・・・指導員1名、清掃員(午前3名、午後2名)

○広島市東部障害者デイサービスセンター・・・指導員1名、清掃員(午前2名、午後1名)

就職を目指す皆様、どうぞ広島障害者雇用支援センターをご利用ください。一緒に夢をかなえましょう。

今年度の重点目標

1.柔軟なステージ制の運営

○ステージ制の意義を共有する

○ステージ異動をスムーズに行う

○切れ目ない支援の継続

2.職員の資質向上

○職員は学者、医者、役者、易者の四者たれ

○最適な訓練内容を常に考える

○積極的な研修参加と研修内容の伝達

○保護者、関係機関との素早く丁寧な連携

3.利用者確保

○積極的な見学・体験実習の受け入れ

○特別支援学校、専門学校等との連携

○JLS、ナカポツ、ハローワークとの連携

○ホームページ、リーフレットでのPR

4.組織力強化

○コンプライアンスの徹底

○危機管理の徹底

○分掌分担の責任の明確化

○意識統一された組織

 当センターで訓練を希望する方、当センターに少しでも興味を持たれた方、ぜひ一度見学にお越しください。ご連絡をお待ちしております。