広島障害者就業・生活支援センターの山元知寛センター長にご講話をしていただきました
「障害者雇用における企業側の思い」を知りたいという保護者側からの要望に基づき、山元センター長さんにお話をしていただきました。主な内容は以下の通りです。
・仕事は焦らずに探すこと。周りの人も本人に「早く就職するように!」と促しすぎないように。
・求人内容について、細かいところまでこだわりすぎないようにする。すべての希望がかなう求人は滅多にない。
・仕事をする目的を明確に持っておく。特に生活面を意識している人ほど長く勤務している傾向がある。「面白そう」「興味がある」という理由だけだと少し注意が必要。
・企業の視点は、仕事ができるかどうか。仕事をする上での基本的な部分や生活面の課題について相談に乗ることは難しい。
・特性を整理して、企業側に配慮のお願いをする。ただし、企業で取り組めることもあれば、出来ないこともある。
・支援機関を頼りましょう。
この他にも、「ご家族へのお願い」や「さまざまな支援事例」をお話していただき、参加された保護者の皆様からは「わかりやすくためになる話だった」という声をたくさんいただきました。山元センター長様、ありがとうございました。