広島市内の小学校6年生が施設見学に来ました
見学の前に、施設の概要について所長からお話をしました。一般の企業に就職するための訓練施設であること、一人一人に合った働き方ができるところを見つけていること、毎日休まずに訓練に来ることや、あいさつや返事など人として大切なことが当たり前にできるようになることを身に着けていることなどを話しました。
実際に作業訓練をしているところを見学してもらいました。午前中は2時間15分立ちつづけて同じ作業を繰り返して行います。訓練生がとても正確に早く作業をしていることに驚いて見学していました。
荷札を作っているところと、それを点検しているところを間近で見ています。荷札につける針金は2本の長さの差が5mmを超えるとやり直しになるなど、大変厳しい基準があります。それをとても早く正確に行っているので、手元を見るために思わず近い距離になっています。
6年生からのお礼のお手紙
広島障害者雇用支援センターで訓練されている皆さんへ
今回は、広島障害者雇用支援センターで学習する機会を作ってくださり、ありがとうございました。特別支援学級のみんなのように、障害のある人たちがいっしょに活動するのは、とっても良いことだと思いました。訓練されているみなさんを見ると、自分もやるべきことをコツコツがんばろうと思いました。訓練生のみなさんは、とってもがんばってだまって集中してやっていて、とってもすごいと思いました。今回は本当にありがとうございました。訓練生のみなさん、これからもがんばってください。
先生方からのお手紙
(前略)昨日は、子どもたちに施設や作業の様子を見学させていただき、本当にありがとうございました。就労に向けて一生懸命頑張っておられる方々の姿に、子どもたちは心を動かされ、障害のある方と社会のつながりについて理解を深めることができました。また、施設内の工夫についても詳しく教えてくださり感謝しております。子どもたちのお礼の気持ちと感想文を同封しておりますので、目を通していただければ幸いです。(後略)